北海道宿泊記 2013年2月22日〜24日(2泊3日)

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートスパ
Hokutenno-Oka Lake Abashiri Tsuruga Resort

全80室。古代オホーツクの文化に触れる、時を愉しむリゾートホテル。
 



露天風呂付き特別室「亜麻」100u




羽田発6時55分の便で女満別へ。約1時間40分、あっという間に着きました。レンタカーを借りてホテルへGO!「やっときました!北海道」ってのがいいわぁ(笑)
女満別空港から「北天の丘」まで18km/20分。宿への道中、別世界のような雪景色にうっとり。右の写真は「メルヘンの丘」。
途中、「朝日ヶ丘展望台」という看板を発見し、横道へちょっと寄り道。
真っ白な雪道を進むと、すっかり雪に埋もれて辿り着けない展望台が^^;諦めて元の道へ戻りました(笑)。
チェックインまでまだまだ時間があったので、いったん宿を通り越して能取岬などを観光して戻ってきました。国道39号線から矢印の看板を目印に右に入ります。
丘の上に堂々と佇む「北天の丘」発見〜!
看板に沿って雪道を進みます。
「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」に到着!モノトーンの風景が美しい〜
三角の塔を中央に、左側にレストラン棟、右側が9階建ての宿泊棟です。今回予約した部屋の客室棟は裏側にあるので、正面からは見えません。
車は適当なところに停めていいみたい(笑)。正面にフレンチレストランの個室が見えました。
見事な氷柱に感動しつつ、いざチェックイン。ちょうど14時を少し回ったくらいでした。
「すみませ〜ん」と正面玄関を入ると、「あらあら気が付かなくてすみませんねぇ〜」と荷物を運んでくれました(笑)。
フロントの両脇は売店になっているので、入ってすぐの場所は賑やかな感じです。
クリオネのいるフロントはスルーして、チェックインは奥のラウンジで。
矢印のところが正面玄関。迷子になりそうなほどの広さがあります。
ラウンジへのアプローチ。雑然としたフロント付近から一気に落ち着いた雰囲気に変わります。途中の壁にはこのような詩も。はて、大鷲はどこかしら?なんて思いながら進むと・・・
大鷲発見〜!(笑)。かっこいい!鶴雅リゾートはどこもラウンジが洗練されていてかっこいいんですよね〜
この暖炉のある「メインラウンジ回」で、林檎酢ドリンクを頂きながらチェックイン。14時チェックインは「古の座フロア」の11室のみ。まだ誰も到着していないようで静かでした。
幾何学模様を貼り付けたようなデザインの暖炉。鶴雅リゾートの中ではこじんまりとしたサイズかな?。ふんだんに使われたタイルが印象的です。
今回のお部屋は「古の座フロア」の特別室「亜麻」212号室に2泊します。このホテルで一番広い客室です。
チェックイン後再びフロント近くまで戻り、エレベーターで2階へ。エレベーター横の格子の扉が「古の座フロア」への入り口です。自動扉になっていて、鍵などはありません。
ここからは靴を脱いで素足ゾーンです。部屋ごとの専用ロッカーに靴を入れて鍵を閉めるようになっています。たくさんあるスリッパは室内用ではなく、古の座フロア以外の館内用。ラウンジやお風呂、レストランなどに行くたびに出し入れするのがちょっと面倒でした^^;
装飾的なデザインのインテリアが目を引きます。カートも素敵!
客室へと続く印象的なアプローチ。シックでもありゴージャスでもあり、高級感溢れるアプローチです。
アプローチ側から見た古の座入り口付近。フローリング部には床暖房が入っています。
途中、素敵なソファスペースやオブジェが飾られたりしていましたが、なぜかこの空間だけ異常に(無駄に)暖房が効きすぎていて、暑くていつも走り抜けておりました(笑)
アプローチの突き当たり、左右に客室への廊下が続きます。「亜麻」の部屋へは左折。
一番端の部屋なので、結構遠いです。こちらの廊下にも途中シッティングスペースがあったりします。
突き当りを曲がったところにが客室です。
間取りは和室+ツインベッド+リビング+露天風呂トイレと洗面所はそれぞれ2つ。
客室のドアは引き戸。古の座フロアに入った時から素足なので、土間的な部分はありません。
12.5畳の和室。モダンなデザインで、ダークブラウンの洋風な客室に違和感無く馴染んでいます。
天井のライトが洒落てますね。
和室にある32型の薄型テレビ。テーブルにはお茶菓子とおしぼり。アレ?そういえば1回も和室に座らなかったような。お茶菓子もおしぼりも帰るまでこのままでした(笑)
和室の窓際にはマッサージチェアとテーブルセットが置かれたミニスペース。
正面に洗面所もあるし、何だか微妙な空間。とはいえ、マッサージチェアにはお世話になりました(笑)
マッサージチェアからの眺め。庭には雪がどっさり!角度的に露天風呂は見えません。
落ち着いたトーンのリビングスペース。窓際にL字ソファ。窓が二面あるので明るいです。
正面には広いテラスと庭がありますが、この通り雪に覆われていました。こちらからも露天風呂はほぼ見えません。
ソファ横の小窓からの眺めが素晴らしい!リビングスペースにテレビはなく、CDプレーヤーと6種類のCDがありました。
ソファ後方にツインベッド。ベッドスペースにテレビがあります。
上品な色合いのファブリックが素敵。全体的に重厚感のある配色の客室で、とっても落ち着きます。
各部屋が細かく仕切られていないので、とても広々としています。
和室とリビングスペースはこのように仕切ることも出来ます。繊細なデザインの格子ドアがこれまた素敵です。
リビングの一部にはミニバーのスペース、インフォメーション等が置かれたテーブル、テラス用の下駄が入ったボックスがありました。
ミニバーにはお馴染みキューリグのコーヒーメーカーとポット。冷蔵庫の中の飲み物は有料です。
ベッドの横にはダブルシンクの洗面所。こちらにも窓があって明るいです。
カウンターにはブルーグレーのモザイクタイル。グラスもタイルで目がチカチカ(笑)。シンクのデザインが可愛い〜♪
洗面台と向き合うように広いウォークインクローゼット。荷物も広げて置けるし姿見もあって、使い勝手がいいです。洗面所と合わせてかなり広いスペースがとってあります。
2つ目の洗面所は客室の窓際中央に。こちらはイエロー系のモザイクタイルが全面に。グラスやゴミ箱などもタイルで、これまた目がチカチカ!モザイクタイルはポイントで使った方がお洒落だと思う〜(笑)
シンクは1つ。こちらのシンクも素敵〜。足元にはバスローブがありました。しかし微妙に透けているこの空間。脱衣所も兼ねるので、透けてない方が落ち着くんだけどなぁ。
洗面所がシャワースペースへと続く扉、その先が露天風呂です。シャワースペースはガラス張りで明るく快適。タオルはフェイスタオルとバスタオルが各1枚ずつ。大浴場用のバスタオルがクローゼットにありましたが、タオルウォーマーもないので、もう少しバスタオルが欲しいところ。
客室露天風呂です。入らない時はお湯が冷めないようにカバーをかけておきます。
自家源泉の温泉です。無色透明・無臭のあっさりしたお湯。温度調節ができます。
一番楽しみにしていた雪見風呂(ノ´∀`*)
1人で入るには十分な広さがあります。しこつ湖「水の謌」と同じくらいの大きさでしょうか。
屋根はありますが、両サイドには広いスペースが開いていますので、吹き抜ける風が気持ち良いです!
夜には−16℃になり、入浴中風が吹くと髪が凍りました(笑)
半身浴で見える眺め。雪国最高〜(*´Д`)ハァハァ
シャワールームからの出入り口。露天風呂へは和室側、リビング側の吐き出し窓からも出入りが出来ます。
テラスから乗り出して見えた景色。右隣には古の座の客室が並んでいます。
テラスから客室方面を。夏は快適に過ごせそうな広いテラスですが、冬は雪に埋もれて全体像すら見えません(笑)
庭で雪ダルマも作り放題です〜(笑)
トイレは玄関入ってすぐに1つと、ベッドルーム側に1つあります。どちらも広々。もちろんウォシュレット。
客室の鍵は2つ。大鷲と鯨がモチーフのキーホルダーが付いています。鶴雅リゾートの鍵はペンダントになっているので便利!食事券と無料ドリンク券が毎日届きました。
新聞も毎朝届きます。ルームサービスは19時から23時まで。ドリンクメニューは他にビール、ウィスキー、日本酒がありました。
部屋着はピンク系とブルー系の作務衣が2着ずつ。薄手ですが、館内はどこもポカポカなので大丈夫。
客室への案内時に用意して頂いたお菓子とお茶。
お茶を入れる急須も可愛い。売店であばしり牛乳を買ってきてカフェオレにして飲んだり、雪景色を眺めながら快適に過ごせる客室でした。

なんの不満もない素敵な客室でしたが、欲を言えばもう少しソファが大きいと快適度がグンとアップしたかな?(笑)
客室への案内時に、ソファ横の小窓のシェードカーテンが引き上げ部の故障で開かないことが発覚。紐を借りて上部に括り付ける形でカーテンを上げました。景色も良く、外からの視線も気にならない窓でしたので、そのまま開けっ放しでも全然OK。何の問題もありませんでしたが、その後、施設担当者?が来て土下座でお詫びされたのにはびっくり!逆にこちらの方が恐縮してアワアワしてしまいました(笑)。

その後のビュッフェ会場でも、翌日のレストランでもお詫びされて更にびっくり。ゲストに関する情報の共有がしっかりとなされていると感じ、感動しました。
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北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートHP
43,050円×2人=86,100円/1泊2食(フレンチ)、45,150円(休日前)×2人=90,300円/1泊2食
 



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