神奈川県 箱根吟遊

宿泊記 2015年7月


 


1階 月タイプ「風雅」

98u




「日本で一番予約が取れない旅館」として有名な箱根吟遊。2日前に電話して土曜日の予約が取れたのは、やはり箱根山の噴火警戒レベルが3に引き上げられた影響でしょうか。透明で綺麗だった川も白濁してしまっています。
昼食は「はつ花 本店」。こちらも「行列のできるお蕎麦やさん」として有名ですが、到着時はガラガラでした。
私は「貞女そば(冷)1000円」、夫は「せいろそば(冷)1200円」おそばが細くて私好み!。ウマ〜イヽ(・∀・)ノ
おつまみに「自然薯みそ漬け(500円)」と「山菜(450円)」。とろろが美味しかったので追加で頼んだ「とろろ芋(800円)」。
渋滞もなく昼食のお店も空いていたので、時間が有り余ってしまった^^;。毎度お馴染みの湖尻でニャンコと戯れ時間を潰す(笑)日本語より中国語の方が多く聞こえてきました^^;。
行くところもなくなってしまったので、13時頃に宿へ向かいました。チェックイン時間よりも1時間も早いですが、とりあえず車だけでも置かせてもらおうかと
おおー、凄い!看板越えたらすでに絶景です。「チェックイン時間までラウンジでどうぞお過ごし下さい」ということで、お言葉に甘えて車を預けて私は館内へ。夫は早川へ散策に行きました(笑)
お邪魔しまーす。おおっ、エントランスを入るとすぐに、有名なピーコックチェアの置かれた風景が!
崖の斜面に建てられている宿なので、エントランスは最上階の5階。入ってすぐにこの絶景が現れるエントランスは何ともドラマチックです。
これは想像以上!。「ウブドっぽいらしいけど、あれほどの絶景ではないだろう・・・」と思っていましたが、なかなかいい勝負です!
先ずは、こじんまりとしたフロントでチェックインの手続きを。館内は畳敷きになっているので、ここで靴とはしばしお別れ。滞在中はずっと裸足で過ごすことができます。
こちらのオープンテラスの席で待たせて頂くことになりました。吹き抜ける風が心地良く、目の前は雄大な箱根連山と早川渓谷。何時間でもここで過ごせそうです(*´3`)
ウェルカムドリンクです。「豆乳、ココナッツ、生姜、塩麹、ハチミツがブレンドされています」・・・えー、何それコワイ(笑)。うん、味は確かにそんな感じ(笑)
ラウンジをウロついていたら、スタッフがわざわざチェアの向きを変えて写真を撮ってくれました。チェックイン時間前にウロついてスミマセン・・・^^;
14時になり、さっそくお部屋へ。エレベーターで1番下まで下ります。
1階は和室5室+洋室1室の、計6室。1室しか空いていなかったので客室は選べませんでしたが、月タイプ「風雅」という和室の広いお部屋です。
「風雅」の位置は、すぐ隣にバーへの入り口、近くにパブリックのトイレがあり、少々微妙な場所。ですが、廊下側からの騒音は皆無、近くのトイレは意外と便利でした(笑)。
客室のドアは大きな引き戸。入ってすぐ左側に水屋があります。
無料のお茶セットと有料の冷蔵庫の中のドリンク類。
お茶はほうじ茶と緑茶の2種。コーヒーは無く、スパイスの強い紅茶が2種。紅茶用のカップ&ソーサーが可愛い!
10畳の和室。夜はここに布団が敷かれます。ベッドのない客室って久しぶりーヽ(・∀・)ノ
和室には姿見とピラミッドクッション。
浴衣と作務衣はクローゼットの下に、クローゼット中にはうちわも。
残念ながら鍵は1つ。これはちょっと不便。お風呂用籠バッグは2つあって便利。
家具の1つひとつが大きいので写真だと部屋が狭く感じるんですけど、実際は凄く広い空間です。
和室の隣は掘り炬燵風のダイニングです。4人用の大きなテーブル。室内にソファがないので、部屋に居る時はほぼここに居ました。足が楽なので意外と快適。
ダイニングからは内風呂と露天風呂が丸見えですが、もちろんこのように完全に視線を遮断することができます。
和室って苦手なんですが、こういう濃い木の色合いで統一された「和」の雰囲気は落ち着きます。
テレビはダイニングと和室にそれぞれあります。CDも用意されていました。ちょっと意外だったのは、室内でも喫煙OKなこと。おそらく全館喫煙OK?。今時珍しいですよね。
客室の写真を撮って回っていたら、先ほど案内してくれたスタッフがお茶を運んで来てくれました。お茶菓子はカマンベールチーズクッキー、烏骨鶏のカステラ、「梅の宿」という梅干し。甘酸っぱい梅干しが美味しいー!
和室の横、廊下を挟んで洗面脱衣所があります。ここはアジアンテイスト。
広く明るく使いやすい。タオルウォーマーもあります。
アメニティの入った籐の箱が可愛すぎる〜(´ε`*)
バスタオル、フェイスタオルは1人1枚。足りないので大浴場から持って来て使ってました^^;。ハンドタオルは5枚、バスローブもあります。スキンケア用品も色々ありましたが、基本的に使わないのでノーチェック。
洗面脱衣所内にトイレも。蓋に施されたペイントが剥げかけてて、ちょっとチープな印象(笑)。トイレは1つしかないですが、夫が入浴中でもすぐ近くにパブリックトイレがあるので緊急時も安心(笑)。
内風呂です。かなり広い空間で、シャワーも同スペースにあります。ここのシャンプー&トリートメントは髪がツヤツヤになりました。イイ!
内風呂といっても、窓が大きく開くので半露天風呂気分。温度も丁度良く、身体がカポッと収まる感じ。いつもは露天風呂があると内風呂に入ることは滅多にないのですが、この内風呂が気持ち良くって、露天風呂よりもこちらに入ってる時間の方が長かったかも(笑)
それでは外のテラスへ。テラス用のサンダルも洒落てる〜
露天風呂と、3〜4人掛けの大きなソファ。
ソファの横には2つ目のミニ冷蔵庫。お風呂上りにわざわざ室内に取に行かずに済むので便利ですね。
露天風呂はかなりの大きさがあります。4人くらいなら同時に入れそう。
チェックイン時はジャグジーがブクブクしていましたが、塩素臭と相まってプール感が強かったので、1回入った後は止めてもらいました(客室では止められないので、フロントに連絡して止めてもらいます)。小物にもこだわってますね。可愛い!
露天風呂の横にもくつろぎのチェア。お魚さんも可愛い。ちなみに、お湯の温度調節も客室ではできません。熱い場合のみ、ボタンを押して水を注入する仕組み(一押し15秒くらい水が出る)。が、ちょろちょろとしか出ないので、あまり効果なし^^;
露天風呂の先には、水の流れる池のようなものがあります。これがとても涼しげで良かったです!
1階なので、もっと木々に囲まれて暗い感じなのかと思っていましたが、ちょうど木々の切れ目から箱根連山も望めて1階とは思えないほど視界が開けていました。
左隣にはすぐにバーの建物。騒音が心配でしたが、たまに足音が聞こえるくらいで問題なし。池の流水音で、ほとんどの音が消されていたように思います。
むしろ気になったのは右隣からの煙草の煙。運悪くヘビースモーカーのゲストだったようで、テラスに居られないほど酷く臭うことも。入浴してさっぱりした途端に、髪に煙草臭が付くのは辛いものがありました(´・ω・|||)
煙草の問題を除けば、座るところもたくさんあり、とっても快適に過ごすことができるオープンテラスです。このお部屋は冬よりも、断然暖かな季節の方が良さそうですね。
日が暮れて、ライトアップされた夜のテラスも素敵。夜風に当たりながら寝ころぶソファが気持ち良過ぎて、そのまま外で寝ちゃおうかと思うほど(笑)
夕食が終わる頃にひっそりと敷かれた布団。う、薄い(笑)。読書するには照明が暗すぎたので、読書灯をリクエストしました。あまり用意がないそうで、違うデザインのものが2つ(笑)
⇒施設編へ   ⇒食事編へ
1泊2食付 47,520円/1人


旅行記目次へ HOMEへ