北海道宿泊記 2012年9月(1泊目/6泊7日)

美瑛 スプウン谷のザワザワ村


美瑛の丘に360度囲まれた、童話の世界の小さな村。
 


全5棟 ヴィラスタイル




旭川空港着8時30分。レンタカーを走らせて、約30分ほどで美瑛の町に着きました。

一週間の北海道滞在中、風景がメインの美瑛滞在日(初日・2日目)のどちらかだけでも晴れてくれれば、あとは宿重視だから天気悪くてもOK!と思っていましたが、残念ながら初日と2日目だけ生憎の雨(T∇T)
観光スポットの「ぜるぶの丘」と「ケンとメリーの木」などに行ってみましたが、やっぱり天気が悪いと魅力半減。
美馬牛駅近くの「ジェットコースターの路」。壮観ですね〜。北海道っぽいというかネバダっぽいというか。
ランチは食べログで評判の良かった「自家焙煎珈琲店Gosh」へ。ジェットコースターの路から車で2〜3分です。
テラス席もありました。天気が良ければ外でランチしたかったなぁ〜
「シュリンプサラダのふわふわサンド」「プロシュートハムのサラダ仕立てオープンサンド」を二人でシェア。生ハムがウマ〜
期間限定の黒板メニューも美味しそうだったのでオーダー。「スペアリブのスパイス焼き」です。これも美味しかった♪
セットの珈琲はカフェオレにしてもらいました。大きなカフェオレボウルにたっぷりと。富良野の牛乳もウマ〜
天気の回復は見込めなさそうだったので、美瑛観光を諦めて映画「北の国から」のロケ地「六郷」へ。約1時間で「拾って来た家」着。
「六郷の森」
「五郎の石の家」
笑える(笑)大雨の中、3箇所を早足で観光して約1時間くらい。
美瑛に戻る途中、富良野の「フラノ・マルシェ」へ。大きなシュークリームが美味しそう〜
いろいろと美味しそうなものがありますが、マルシェ名物「なまら棒」をパクリ〜。味は揚げ餃子ですね。まあまあ美味しい。
さらに車で10分ほどの「富良野チーズ工房」へ。「メゾン・ドゥ・ピエール」というカマンベールチーズはなかなか美味しい。ピッツァやアイスを食べることができます。食べたいけど、夕食の時間が早いので我慢ガマン。
富良野から1時間かけて美瑛に戻ってきました。今夜の宿「スプウン谷のザワザワ村」は「パッチワークの路」エリアど真ん中にあります。宿はこのように道路から姿を見ることができません。
ハンドメイドの看板が可愛いですね。しかし、事前に情報を得ていないと入るのを躊躇してしまうようなアプローチです(笑)
坂を越えると、絵本のような風景が(*´Д`)。ザワザワ村は外部からの視線を遮断する谷間にちょこんとあります。
こちらの2棟はオーナーのおうち。煙突のある赤いドアの建物にレセプシションがあります。
ザワザワ村にある全てのものがナチュラル&フレンチカントリーに徹しています。雰囲気のある塗り壁や古材の質感がいいですね。置いてある物もいちいち可愛いです(笑)
レセプションもまるでカントリー雑貨屋さんに来たかのようなファンシーさ。
ゲストハウスは全部で5棟。奥(左)から1号棟〜5号棟となっています。1階にサンルームがあるタイプが奇数棟、2階にサンルームがあるタイプが偶数棟のようです。
1階にサンルームがあるタイプをリクエスト。青いドアの5号棟が私達のお部屋になりました。
玄関脇にテラスとテーブルセット。天気が良ければここで朝食なども良さそうですが、せっかくの360度が畑という好立地にありながら、テラスの位置は全ての棟の内側向き。外側にあれば素晴らしいを景色独り占め〜で人目を気にせずくつろげるのに・・・と残念に思いました。
サンルームもこれまた隣の棟向き^^;。畑側の景色は素晴らしいのに。勿体無いなぁ〜
玄関を入ると正面に大きなダイニングテーブル。建物もそうですが、家具もオーナーの手作りらしいです。ぬくもりのある、使い込まれたような家具がぴったりの内装です。
テーブルにはお茶セット。珈琲豆とミルがあるのが嬉しい(*´3`)
タイル張りのサンルームにはハンモック。これ、思いのほか座り心地が良いです。しかし、眺めが隣の壁で残念。また、カーテン等が無いので、夜は丸見せ状態になります(^_^;)
リビングにはテレビと小さめなソファ。奥にはミニキッチンとバスルームがあります。
古材の床にアンティーク風のカントリー家具でコーディネート。外観の可愛さを裏切らない室内です。
冷蔵庫の中の飲み物は有料です。ひざ掛けがあるのがいいですね。
ミニキッチンの横はトイレとお風呂が一緒のタイプのバスルーム。
お風呂はタイル張りの床に猫脚のバスタブ。このお部屋に合った凄くお洒落なバスルームだとは思うんですが、私はどうもこのタイプが苦手。
床のタイルが冷たくて寒々しいのと、シャワーヘッドを掛ける壁のフックが低い位置にしかないので、使いづらかったです。あと、リンスも置いて欲しいなぁ〜
バスルームから直接テラスへ出ることができます。このあまり手入れされていないテラスからの眺めが最高なんです!この場所をメインテラスにするべきだと思うんだけどなぁ〜る勿体無いなぁ〜(しつこい)
2階はベッドルームになっています。テレビもないし読書灯もなし。ただ寝るだけ(笑)
4人まで泊まれるように予備のベッドマットが二つ。こっち側のこの狭さが屋根裏部屋っぽくて子供心をくすぐりそう。
ザワザワ村には「流星」くんというお馬さんもいます。暇そうでした(笑)
宿から車で1分ほどにある「西北の丘展望公園」へ。この展望台から「ザワザワ村」を望むことができます。ホント、絵本の世界ですね(´ε`*)
どうやら1号棟と3号棟のサンルームは外側を向いているみたいですね。眺めが良さそう。
ザワザワ村は朝食のみで夕食が付いていません。なので、夕食はこれまた食べログで評判の良かった美瑛のイタリアンレストラン「オステリア・バローレ」へ。宿から車で約15分。バス亭「美沢13線」付近の脇道を入ったところにひっそりと佇みます。
素材の持ち味を活かすため作り置きはせず、注文が入ってから調理するとのこと。大きな期待を抱き、おまかせコース(10,500円/全8品)をオーダー。
一品目のとうもろこしのスープから驚愕の美味しさ(*゚Д゚*)ウマー!!パンに添えられたオリーブオイルも最高の風味!!甘エビを詰めた花ズッキーニのフリットもサックサク!
カラフルな野菜の下にはジュレが。野菜もお魚も感動的な美味しさ〜(*´Д`)ハァハァ
うーん、どれも想像を超える美味しさ〜。卵麺の自家製生パスタなんて、美味しすぎてほっぺた落ちそう(笑)
添えられている野菜もひとつひとつ手が込んでいます。いつもはだいたいお腹いっぱいでやっつけ仕事みたいになるメインのお肉料理ですが、ここのお肉料理はお腹パンパンでも感動できる美味しさ!
たっぷり3時間の幸せなディナータイムでした。間違いなく、今まででナンバーワンのレストラン!神奈川から飛行機に乗ってでも行く価値のあるレストランだと思いました(*゚Д゚*)
ザワザワ村での朝食です。朝8時にモーニングバスケットが届きました。
内容は、ベーコンのベーグルサンド、ポテトグラタン。ミネストローネスープ、ヨーグルト、オレンジジュース。こうゆう朝食も楽しいですね。
「ザワザワ村」は、お部屋に関してはデザイン&雰囲気重視で居心地はあまり良いとはいえませんでした。でも、この宿はこれでいいような気がします(笑)。結果として全く不満はありませんし、「ザワザワ村というおとぎの国」作りに徹していて、不便であっても手作りの暖かさを感じることができる可愛らしい宿でした。
スプウン谷のザワザワ村HP
15,000円×2人=30,000円/1泊朝食付き
 


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