岩手 湯川温泉 山人−yamado

宿泊記 2013年3月 
麓樹坊ラグジュアリーツイン「桂」59.78u

≪施設・食事編≫



●貸切露天風呂「一寸」

山人に大浴場はなく、貸切風呂が1つだけ。無料ですが時間予約制で1組30分。私達は1人ずつ入りたいタイプなので、1人10分程度で入れ替え。忙しいったらありゃしない(笑)。場所は客室「桂」のすぐ隣なので便利ではありました。
脱衣所には一応扉はありますが、風でパカパカ開くのでほぼ外と同じ温度です。
客室のお風呂と同じく天然温泉源泉かけ流しです。チェックイン後にちょっと覗いた時は、お湯が冷めないように蓋がしてありました。完全露天で気持ちが良さそう!
15時から22時30分の間に1回、翌朝5時30から10時30分の間に1回とのことだったので、17時30分からと、翌朝の7時30分に予約をとりました。雪景色の夕暮れ時はとても素敵な雰囲気。
とても大きな露天風呂です。1.5m×3mくらいはありました。温度が低めなので、いつまでも入っていられそうです。
ロケーションも抜群で、最高に気持ちの良い露天風呂!せめて45分、理想は60分単位で貸し切れるともう少しのんびりできるんですけどね〜あと、時計が脱衣所の中にあり、露天風呂から見えないのが不便でした。
夜に空いていたので、ちょっと覗いてみました。夜もいいですね〜
朝風呂も最高です(*´Д`)
朝食時に猛烈に雪が降ってきたので露天風呂に入りたくなり、お願いしたら10時から貸りることができました。3回目の入浴は笠をかぶって(笑)。さすがにお湯の温度が下がり過ぎてて、かけ流し部分に張り付いてました(笑)
食事処と貸切露天風呂以外、パブリックなスペースはほとんどありません。フロントにちょっとしたお土産スペースとライブリーがあるくらい。
フロントでCDを貸りることができます。北欧系が多く揃っていました。
ライブラリーはフロントのロフト部分に。
こじんまりとしたスペースで、椅子はありますがここでのんびりする感じではないですね。
食事処「福膳坊」の出入り口横に、休憩スペース?
隅の方にウォーターサーバーと製氷機があります。
この休憩スペース付近から食事処に面した中庭へ出ることができます。
気温2〜3度の中、スタッフがせっせと何かを作っていました。ディナーまでのお楽しみ。
●食事処「福膳坊」。

夕食は19時からにしました。向かい合った席や中庭に向かって横並びの席など色々。隣りの席とは格子の仕切りがあるだけです。
ロフトに半個室の席もあります。お忍びで来た芸能人などが使用しているそうです。
私たちの席はちょうど中央。正面に可愛い山人の文字(´ε`*)これを作っていたんですね。しかし、食事処がかなり寒く、部屋から持参したひざ掛けがなかったら凍えていましたねー^^;
料理長の手書きのお品書きが素晴らしい出来栄え!夜食がピザってのも珍しい。
最初にテーブルに用意されていたのは「山人ビーフ」。ワインはリーズナブルな品揃え。夫がオーダーしたのは山人の料理と相性が抜群となっていた「農民ロッソ」。私は体調絶不調でお水のみ( ノД`)
前菜いろいろ。これだけでかなりのボリュームがあり、私はすでに腹八分。味は美味しかったです。
次にワゴンで提供されたのは「南部かしわの唐揚」。写真だとそれほど多く見えませんが、ケンタッキーフライドチキンサイズが3ピース、普通の唐揚サイズが2ピース、キャベツとクレソンの山盛りと凄いボリューム。これで私はすでに満腹、大食漢の夫も苦しそうに。ちょっと盛り過ぎでは?!(゚Д゚;)
メニューには「凍み大根の煮しめ」となっていましたが、巨大たくわんでした。好きなだけどうぞ、ということでしたが、1切れでもかなりの大きさ^^;。代わりに煮物はニシンと・・・なんとイルカ〜(´・ω・|||)。むっ、無理。。。
すでに満腹だったんですが、予約時に別注してあった「岩手黒毛和牛と岩手短角牛の食べ比べ」が登場。少量のステーキか何かだと思っていたんですが、まさかの大量しゃぶしゃぶ。失敗したー
大盛りの野菜類、しゃぶしゃぶのお肉もぶ厚い!満腹と体調不良が重なって、私はグロッキー。夫も限界。別注したのは自分達なので、宿は全然悪くないんですが。にしても量が多いなー!
箸休めのクルミを無言でほじりながら、この後のメインに戦々恐々。で、倒れるかと思ったくらいの凄いボリュームのメインが登Σ(゚Д゚;)。
あわびは小さ目でしたが、豚肉の厚みが2p近くあって、見ただけで戦意消失完全に舐めてましたね〜、山人の食事量^^;
「岩魚の茶漬け」「手作りアイス・エゴマケーキ」と続きます。私はもう入らないのでキャンセル( ノД`)お茶漬けも結構なボリュームでした。
食後のコーヒーをカフェオレにしてもらったのですが、なぜかコーヒーと大きなコップに入った冷たい牛乳が。なんか牛乳の量、間違ってませんか?(笑)。せめて温かなミルクにしてほしかった。しかし、別途、牛乳がチャージ(350円)されていたのはちょっと不満です。夜食のピザはすでに用意されていたのとちょっと見てみたかったんで、半分頂いてみました。でもやっぱり全部は食べられなかった・・・
別注を除いても、ちょっとボリュームがあり過ぎですねぇ。待たされる時間も多くて、2時間半もかかりました。寒いし、体調絶不調だったのもあり、後半はかなり辛いディナーとなってしまいました(´ノω;`)
朝食も同じテーブルで。すでにこのように素敵なセッティングが。卵は温泉卵。ハーフビュッフェとなっています。
フルーツ、手作り豆腐、新鮮野菜、フルーツジュース、湯田牛乳、焼きたてのパン・ド・カンパーニュ。
ソーセージと和食のおかず。ご飯は白米と雑穀米の2種。
テーブルには岩魚の干物とお味噌汁、ヨーグルトが運ばれていました。干物は骨が多く、ほとんど食べるところがなかったらしい^^;
私は相変わらず絶不調のままだったので、ほとんど食べられませんでした(T∇T)。パンは美味しかったような気がします。。。
似たような形式の「だいこんの花」には敵いませんが、体調が万全なら結構楽しい朝食になったと思うと残念( ノД`)
チェックアウトは11時。激しく雪が降る中、帰路に着きました。
豪雪地にあるのはとても魅力的で、かけ流しの温泉は凄く気持ちの良いお湯だったんですが、3万円以上の宿としては何かもうひとつ足りない感じがしました。部屋のソファの快適度、唯一の貸切風呂が30分単位でせわしない、パブリックな施設がなかったからかもしれません。
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1泊2食33,250円/1人
山人-yamado- HP


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