北海道宿泊記 2012年9月(5・6泊目/6泊7日)

しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌
Lake Shikotsu Tsuruga Resort Spa MIZU no UTA

全53室。“水の癒し力”がテーマのリゾートホテル。
 


露天風呂付き特別室「プレジデンシャルスイート」114u




北海道旅行も5日目、最後の宿「水の謌」へ移動です。登別温泉郷から観光道路を通って支笏湖の「水の謌」へ。約76kmです。


途中、摩周湖に次いで2位の透明度とされている倶多楽湖(くったらこ)へ寄ってみました。
直径3km、周囲8kmのまん丸で可愛らしい湖。確かにすごい透明度でした。
道中、北海道らしい素晴らしい風景が続きます。
寄り道をしながらも約2時間で「水の謌」へ到着しました。
第一印象は、思っていたよりもコンパクトな建物。ロータリーも車1台分の道幅しかないので、エントランス前はちょっと渋滞していました。。バレットパーキングなので、ここで車と鍵を預けます。
エントランスホールにあるオブジェ「WAKKA(ワッカ)」。アイヌ語で「水」という意味だそうです。ホールをまっすぐ抜けると広い中庭が広がります。
宿泊棟へのアプローチ「水の回廊。涼しげな流れのある水盤とガムランに似た音楽の奏でによって、まるで南国リゾートに来たような錯覚にとらわれました。
レセプション手前の「土間ラウンシジ」には大きなフクロウの彫刻がお出迎え。横の水盤では雀が水浴び中。癒される〜(*´Д`)
扉の向こうがレセプション。ここで靴を預けます。レストラン棟への往復用にサンダルも用意されています。
客室ラウンジ「アペソ」でチェックイン。ハープの演奏を聴きながらウェルカムドリンクを頂きました。
エントランスホールは日帰り入浴やランチビュッフェのゲストで賑わっていましたが、宿泊棟は宿泊客しか入れないようになっているので、とても静かです。
この暖炉を囲むシンボル的なラウンジ空間は、鶴雅リゾートの各ホテルにあるようです。「水の謌」のラウンジ「アペソ」はシックで落ち着いた色合い。「アペソ」とはアイヌ語で「囲炉裏」の意味だそうです。吹き抜けの大空間にあり、ダイナミックな暖炉でした。
エレベーターもありますが、アペソの後方から3階へ上がることもできます。
プレジデンシャルスイートは4室のみ(中央のこげ茶部分)。スイートから隣の和食レストラン「天の謌」の方へ行けそうですが、380号室の先は行き止まりでした。
客室へと続く廊下。行き止まりのため、スイートの宿泊客しか入って来ないので静かな環境です。
私達のお部屋は381号室「白山千鳥」。ここに2泊します。大きな引き戸の玄関を入ると、右手に和室、左手に広々トイレ。
正面の扉を開けると明るいLDKが広がります。天井が高く窓も大きいので開放感があります。
また、すべての扉を開け1つの空間にすることができるので、その広さを実感することができます。今まで泊まった部屋の中で一番好み(*´Д`)ハァハァ
4人掛けの大きなダイニングテーブル。ミニキッチンにはIHヒーターもありますが、調理器具などはありませんでした。
「森の謌」と同じキューリグのコーヒーメーカー。Kカップも有機コーヒー、緑茶、紅茶とたくさん。Kカップは毎日2セットづつ無料で追加されますが、足りない場合は1つ100円で届けてもらうこともできます。
リビングにはL字の大型のソファ。余裕でうたた寝できるベッド並みに大きなソファでした。座り心地も抜群♪
中庭に面する窓に向かって、マッサージチェアが贅沢に2台も並んでいました。柔らかくて、ソファ代わりにもなります。
「森の謌」のコテージもですが、鶴雅リゾートの客室には居心地の良いソファがたくさんあって快適です〜(*´Д`)
壁一面にとったガラス窓からは、葉が落ちる季節になると支笏湖を望めるそうです。
今年は残暑が厳しくて、9月中旬でも緑が青々と(笑)。下に見えているのはテラスに露天風呂が付いている「パークビュー&スパガーデンスイート」の屋根。
マッサージチェアの横にライティングデスク。ガラス越しにお風呂が見えますが、もちろん目隠しのブラインドもあります。
ベッドルームも足元の方が広々。テレビは無く、リビングのテレビもベッドからは微妙に見えない(笑)
ベッドルームの隣には荷物置き場と化した和室が(笑)。でも、この和室の家具も暖かみがあって素敵。
ベッドルームのもう一方にはフルオープンにできる洗面台とシャワーブース。ガラス越しに半露天風呂も見えます。
下記のように曇りガラスの引戸+ブラインドで露天風呂はガッチリ目隠しできます。リビング側もこの通り。
なのになぜか洗面台の脇に大きな隙間(笑)。マッサージチェアの辺りからシャワーブースが丸見えなんですが(^_^;)
アメニティは普通。タオルは「森の謌」と同じく薄めで固め。シャワーは手動式の他、上からも前からも出ます(笑)
広いスペースをとってある半露天風呂。1人で入るには十分な大きさ。お風呂あがりにのんびりできるオットマン付きチェアーもあります。
客室のお風呂も温泉です。無色透明・無臭。今回の旅行で一番温泉ぽくないお湯でした。
テラスの柵は一部透明になっていて、中庭の緑が見えるようになっています。湯船に浸かってしまえば大丈夫ですが、立ち上がると外から丸見えになります(笑)その為、透明になっている側にだけブラインドが下ろせるようになっていました。
半露天風呂側のテラスから外を見るとこんな感じ。下の階の部屋のガーデン部分が少し見えますね。
客室の鍵は2つ。「森の謌」と同じように首にかけられるタイプです。ウェルカムデサートにパティシエ・ラボ製の味噌プリンが冷蔵庫に入っていました。
2日目もデザートが届きました。同じくパティシエ・ラボ製の鶴雅ロール。「森の謌」のビュッフェで食べたミニ鶴雅ロールと味が違い、甘さ控えめで美味しかったです。
客室アメニティにソーイングセットと胃薬やバンドエイドなども用意されていました。ルームサービスは飲み物のみ。レンタルDVDの種類は豊富です。
●ホテル施設

エレベーターで1階に下りるとスパゾーの中央入り口になっています。左側がピローギャラリー&アクアバー、正面がエステ&ジムへの入り口、右側が湯上りラウンジ&マッサージ、後方が大浴場になっています。迷路のように広くて迷子になりそうです(笑)
お気に入りの枕を無料レンタルできる「ピローギャラリー」と、各種ミネラルウォーターが揃う「アクアバー」。枕は部屋に置いたままチェックアウトOK。ミネラルウォーターは有料です。
「湯上りラウンジ」です。マッサージチェアもありますが、有料のマッサージも仕切られた場所で行っています。ヘッドスパとフットマッサージをお願いしたんですが、何度も延長を提案されるのと、エレベーター前で呼び込みをしているのはちょっとどうかと。
大浴場「しこつ美湯」。
内湯には立湯と寝湯もありますが、ホテルの規模に対して狭い印象。露天風呂も同様にこじんまりとした大きさ。客室のお風呂が快適だったので、結局1度もはいりませんでした。
エレベーターを降りて正面の扉に入ると、右側にラウンジ、左側に進むとジムとエステです。その先に客室もありました。とにかく広いです。
何度も通ってしまったフィットネスジム。体を温めるためのウォームアップルームと、運動後のクールダウンルームもあり。インストラクターが常駐していて、効果的な運動の方法を教えてくれます。1セット12分間の「サーキット・トレーニング」に挑戦!いい運動になりました〜
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しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌HP
39,900円×2人=79,800円/1泊2食(×2泊=159,600円)
 



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