静岡県 湯ヶ島温泉 arcana izu

宿泊記 2012年3月

全室専用露天風呂付き。野菜の美食オーベルジュ。
 


リバーウイングスイート Room.17

74.9u




間違えて入ってしまった駐車場。よく見たら、その駐車場の目の前がアルカナイズの建物だった(笑)「え〜っ、こんな住宅地にあるの?!」と、ちょいビビる^^;
全部で3棟、左からリバーウイング棟とリバービュー棟、少し離れてリバーテラス棟。リバーテラス棟は民家のすぐ近くなんですね。
この駐車場から少し進むと「arcana」の文字を発見!
エントランスを入るとハーフのような超イケメンが立っていて、再びビビる(笑)中からササっと女性スタッフと力持ちのスタッフ(笑)がお出迎え
ここで車とキーを預け、すぐにお部屋に案内されます。ゲートをくぐると素敵な暖炉。
チェックインの時に火は入っていませんでしたが、翌朝には火がともされていました♪
暖炉横、コンクリートのオブジェのすぐ先に客室の建物が現れました。敷地はそれほど広くないようです。パブリックな温泉どころか、フロントやロビーまで無いというのは何とも変な感じ(笑)
コンクリート打ちっぱなしのモダンなデザイン。二期倶楽部の東館ぽい雰囲気?すべて3階建てでした。
ゲート側から見て一番左の建物(写真左)には、1階・2階に「リバーウイングスイート」が4室、3階に一番グレードが高い「ザ・スイート」が1室。そのすぐ隣の棟(写真中央)には「リバービュースイート」が6室、少し離れたところに「リバーテラススイート」が5室ありました(写真右)。全16室です。
アプローチ(ゲート)より建物のグラウンドレベルが低いので、階段を下りたところに1階の客室、2階はアプローチから階段を5段ほど上がったところにあります。
私たちのお部屋は2階だったので、渡り廊下を渡って客室へ向かいます。渡り廊下を挟んで左右に1室ずつ。
ゲートから見て一番左端のお部屋です。全て違う客室のモチーフ。room No.17は「炎」。
チェックインは客室で。ウエルカムドリンクはカクテルかノンアルコールジュースを選べました。自家製のフィナンシェとショコラと共に。
チェックイン時にディナーの内容と時間、朝食の時間、アメニティのリクエストなどの確認を。満室ということもありディナーは18時30分からと決まっていました。朝食は8時から11時までの好きな時間に。
アルカナイズは24時間バトラーサービスがあります。ゲートでお迎えしてくれた女性がこのお部屋の担当バトラーさんでした。でも専属というわけではなく、このお部屋の責任者といった感じかな?電話の「バトラー」ボタンを押せば手の空いているバトラーさんにつながるようになっていようで、毎回違うバトラーさんが対応してくれました。モルディブのハイダウェイのように、ゲスト1組に対して1人のバトラーが付くと、担当バトラーの働きや相性によって当たり外れがあるので、ここのようにバトラー全員でケアしてもらう方が安心だしずっと心地良かったです!
「ザ・スイート(約86u)」に次ぐ広さのある「リバーウイングスイート(約75u)。でも第一印象は「思っていたより狭い?」。テラス部分が広くとってあるからな?
大きなピクチャーウインドの前にゆったりとした革張りのソファが置かれています。壁のレンガとソファの色合いが優しくて落ち着きます。
柔らかなソファに身を預け、遮るもののない緑と空をボケっと眺めるのはとても気持ちが良いものでした。
ソファの後ろのデスクにはBOSEのCDプレーヤー。部屋にCDリストがあり、リクエストすれば何枚でも借りることができます。また、テレビがない代わりにプロジェクターをレンタルできますが、有料(2000円)です。デスクの横(ベッド後方)は玄関とウォークインクローゼット。
このウォークインクローゼットへの導線が良くない。宿泊した日は雨だったので、数人が出入りした玄関(土間)は濡れてべちょべちょ。しかしクローゼットへは土間を通らないと行けません。室内用スリッパでクローゼットへ行くのは不衛生なので、いちいち靴に履き替えないと。しかもブーツを履いて来ちゃったもんだから、めんどくさいったらありゃしない(笑)
クローゼットの中には毛布もありました。パジャマはガーゼ生地の被って着るタイプのもの。
デスクの下には冷蔵庫とお茶セット。冷蔵庫の中のドリンクはフリーだったような・・・?(全く手を付けなかったので未確認)
ベッドはハリウッドツインタイプで広々。本を読むには照明が暗すぎたので、読書灯をリクエスト。
ソファからの眺めも良いですが、ベッドからの眺めも魅惑的です。源泉かけ流しのお湯がホカホカと湯気をあげながら注がれる様子を見ていると、何度でも湯船に飛び込みたくる衝動に駆られます(笑)。水(湯)の流れる景色というのは、癒されますし誘われますね(笑)
バスルームは洗面台とトイレとシャワーブースがひとつの場所にまとめられたオールインワンタイプ。明るく広々していて素敵です。しかし一方が入浴中はトイレが使えないので、ロビー等(パブリックのトイレ)がない分、緊急時用にもうひとつトイレがあるといいなぁ(笑)。
アメニティは最小限。必要なものはリクエストすれば持って来てもらえるようです。私はいつも持参するので問題なし。
シャワーブースからテラスへ出ると、開放感たっぷりの露天風呂があります。サイズは170×100cm、深さも60cmあり、写真で見るよりも大きく感じました。
源泉かけ流しなので、季節や時間によってお湯の温度に多少の変化があります。宿泊時は、ずっと入っていられるような実に絶妙な快適温度でした。温度調節もできるので安心。
1階のお部屋のテラスには全面に屋根があるようですが、2階のお部屋の屋根はテラスの半分くらいです。なので、入浴中も川の方にいると雨があたりましたが、熱った身体にこれがまた気持ち良くって!(笑)悪天候でも全く気にならない(むしろ好きな)私たちはノープロブレムですが、雨で濡れるのが苦手な人は1階を指定した方が良さそうです。
泊まる前はテラスに丸見えのお風呂があるのに抵抗があったんですが、客室からの視線は完全に遮断できますし、何より前方・左右・上下が開けているこの露天風呂は開放感抜群で気持ち良すぎでした(* ´Д`*)。このタイプの露天風呂にはまりそうです・・・(笑)
チェックインした日の川はすごい濁流(笑)。翌日は何とか綺麗な川の色を取り戻してくれました。
このテラスは想像以上の素晴らしさでした。ウブドのフォーシーズンズ・サヤンの渓谷を彷彿とさせる、ドラマチックな景色としっとりとした空気。雨と川の流れる音しか聞こえない静けさ。
あいにくの雨でしたが、濃さを増した緑もまた美しい。
露天風呂に入って部屋着に着替えたあとは、ルームサービスのカフェオレを飲みながらまったりタイム♪
テレビがないとか、クローゼットが使いにくいとか、トイレが一つしかないとか、ちょっとした不満はこの素晴らしいテラスと露天風呂の存在によって全て吹っ飛んでしまいました(笑)Room.No.17、素晴らしく快適なお部屋でした♪
⇒アルカナイズ食事編へ
1泊2食付 「神秘」プラン 115,000円/2人


旅行記目次へ HOMEへ