静岡県 東伊豆 御宿 風月無辺


宿泊記 2014年11月



客室露天付離れ平屋 特棟の八(82.8u)




休日の朝、何やら夫がベッドの中でiPadをガサゴソ。「今日ならココ空いてるけど行く?」と見せられた「御宿 風月無辺」のページ。「いいよぉ〜(まだ寝ボケてる)」という感じで急きょ決まった伊豆旅行(笑)
芦ノ湖を見に行ったついでに、近くにあった「ザ・プリンス箱根」で昼食をとることにしました。芦ノ湖に面する中庭は静かで景色が素晴らしかった。
ザ・プリンス箱根のメインレストラン「ル・トリアノン」へ。
天井が高く、大きな窓から望む芦ノ湖が美しい。しかし、内装は良く見ると安っぽかったりする^^;
「オードブル3種盛り合わせ(1600円)」を2人でシェア。これは美味しかった。私は「ほうれん草入りタイアテッレと牛肉のラグーソース(1800円)」、夫は「ビーフハンバーグステーキ温野菜添え(2300円)」。私のパスタはまあまあでしたが、夫のハンバーグはチーズがカピカピで見た目悪し。味も残念だったらしく「これは酷い、酷過ぎる・・・」と不機嫌に^^;
気を取り直して、本日の宿「風月無辺」へ。ナビ(宿名)で行ったら細い道に迷い込んでしまったので、宿に電話して案内してもらいました^^;
駐車場の先にモノレールの待合所。写真には写っていませんが、ちゃんとスタッフが居て、荷物の運搬とモノレールの操作もしてくれます。
こんな感じでゲストだけで宿へ向かいます。なんか可愛い(笑)
すごい急角度で登って行きます。約4分で180m登るらしい。ジェットコースターみたいで楽しい♪(笑)
フロントのある建物が見えてきました。待合所もそうですが、建物がプレハブっぽいというか、とってもシンプル。
敷地内はどこも急勾配。この坂を登った奥に客室棟があります。
フロントでチェックイン。外観と違って、建物の中は木の香り漂う素敵な空間。
ウェルカムドリンクは美味しくたてられた抹茶。チーズ大福もウマー!
客室へはカートで向かいます。ちゃんとプログラムされていて、自動運転で客室へ運んでくれます。敷地はそれほど広くありませんが、どこもかしこも急な坂なので、移動は全てカートを使いです。モノレール、カートという移動手段が、テーマパークのアトラクションみたいで楽しくって♪。急勾配というマイナスの敷地を見事にプラスに変えていると思います。
大浴場のお隣が、特室の露天風呂付き離れです。
「特棟の八」と「特棟の九」の2棟が、平屋で一番広い造りになっているそうです。今回泊まる客室は「特棟の八」。
HPで写真を見た時は狭く感じたんですが、実際はとっても広々していました。
中央に置かれたテーブルが大きい!180p×90pくらいはあるでしょうか。座布団も60pくらいのビッグサイズ。
一段高くなったベッドスペースもとても広い。シモンズ製のダブルベッドが2つ置かれています。
ベッド横のクローゼットには部屋着やカゴバッグ。部屋着の作務衣は、スボンの丈がスネ辺りまでしかないので、この季節には寒かった^^;また、温泉に入るぐらいしかやることないようなロケーションなので、着替えがもう一着ぐらいあるといいなぁと思いました。
テーブルは掘り炬燵式なので足が楽です。ただ、炬燵ではないのかな?(スイッチ見当たらず)。テーブルの下は1人寝られるくらい広いです(笑)
一応ソファもあるんですが、隅に追いやられているというか、何ともくつろぎにくい場所に(笑)。横にはミニバー。下部は冷蔵庫。ミネラルウォーターは無料です。
煎茶、烏龍茶、ドトールのドリップコーヒー。ルームサービスのドリンクメニューが豊富なせいか、客室のドリンク類は少な目。
ダブルシンクの洗面所。広くて使いやすいですが、鏡が小さい^^;
洗面台の左側がトイレです。
洗面台の右側がシャワーブス。こちらも広々としていて、シャワーの水圧も素晴らしい(笑)。背後に客室露天風呂へと続く階段と扉があります。
源泉かけ流しの客室露天風呂です。150p×150pくらい。40度のぬるめのお湯との説明でしたが、実際は5分も入っていられないくらいの熱さだったので、電話して温度を下げてもらいました^^;。
露天風呂は客室前のテラスからは数段下がった場所にあります。
チェックインしたのが17時頃だったので、すっかり暗くなってしまいました。
夕食は19時でお願いしました。予定の時間になると無人カートが迎えに来てくれて、食事処まで連れて行ってくれます。

食事処「座蔵」です。一番奥の広ーい個室に案内されました。
8人くらい座れそう(笑)。食前酒は「ニューサマーオレンジカクテル」。
金目鯛の釜飯は食事スタートと当時に火が点けられます。見た目いまいちの前菜3種。
左から「帆立貝のパイ包み」「鴨肉のロースト」「旬野菜の栗ソース掛け」。ムム、意外とウマーイ。
「地魚の盛り合わせ」は身がぷりっぷりで幸せ。「伊豆牛のしゃぶしゃぶ」もボリューム満点で満足満足。水菜がシャキシャキでウマー。
焼き物は「サザエの壺焼き・ほうれん草ソース」と「鰈吟醸焼き・人参田楽葱味噌たれ」の2品。ほうれん草のソースも人参田楽も、優しく上品な味で美味しすぎる!
「南京蒸し生姜餡かけ」と「お吸い物」です。とにかくどれも味が“やさしい”!
「金目鯛の朴葉焼き」のビフォアアフター。朴葉味噌が強過ぎず、金目鯛の旨味がしっかり味わえます。
金目鯛の釜飯がこれまたウマすぎるー!。実は私の分だけスタッフが火を点け忘れてて少々待ったんですが、そんなミスが吹っ飛ぶくらいの抜群な炊き上がり(*´Д`)ハァー、最後まで美味しかった。幸せ。
デザートの「梨のムース」は甘さ控え目で私好みでした。正直、伊豆の料理って、船盛りどん!とか鮑踊り食いとか、大味なイメージで全く期待してなかったんですが、この宿の繊細な味付けにはすっかり心奪われてしまいました(*´Д`)。それに、間髪入れずどんどん料理が運ばれてくるのがまた良かった。ゆっくり食べる方にとってはせわしない感じだとは思いますが、私達は食べるのが早いので・・・(笑)
この日はちょうど、23時からテニスのジャパンオープン準決勝に錦織選手が登場!。ワインでも飲みながら観戦しようとルームサービスを物色。結構色々揃ってます。ワインはぼったくり価格ですが、食事は良心的な価格(笑)
ワインはフランスで飲んで美味しかった「ジュヴレ・シャンベルタン」のレ・ジュンヌ・ロワ(11,900円)。おツマミに頼んだ「胡桃チーズ(650円)」がこれまためちゃめちゃ美味しかった!
⇒その2(朝食など)へ
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