フランス旅行 & メドックマラソン参加記  2014年9月(9泊11日)


8日目

エズ村
Chateau Eza(シャトー・エザ)/スイート)







この日は朝から大変!。翌日に帰国予定でしたが、エールフランス航空のストライキが決行され、ニース→パリ、パリ→日本への両方の便が欠航確定!。代わりの便を確保するため、ホテルに缶詰めでしばし格闘。まぁ、格闘は夫にまかせて、私はエスプレッソ淹れたりのんびりしてたんですが(笑)
結局、翌日には帰れないことが決定。2日後のパリ→日本はANAを確保。しかしニース→パリは代替え便がエールフランスしかない。この便も欠航になる可能性があるので、TGVも合わせて確保。エールフランスが無事に飛ぶとTGV代(1人5万円くらい!)は無駄になるけど仕方がない。延泊代もかかるし、ホントに迷惑~!!



何とか10時くらいには目途がついたので、チェックアウト時間までサレヤ広場の朝市へ行ってみました。
テントの下にはカラフルな雑貨がたくさん!見て回るだけでも楽しいです!
買おうか悩んだオリーブ用の小皿。種とピック入れがお皿にくっ付いてなかったら欲しかったんだけどなー。
外国で見る野菜って、なんでこんなに可愛らしいんでしょーか(笑)
果物のディスプレイもお洒落で可愛い♪
ハムやお惣菜系の食品も売っているので、ホテルに買って帰って食べてもいいですよね~
すごい種類のオリーブ!。ソッカも売っていましたが、あんまり美味しそうに見えなかったのでパス^^;
時間があまりなかったので、帰り道にあった「PLANET SUSHI」でスシロールを買って昼食代わりにしました。うん、意外に悪くない(笑)
メリディアンを12時にチェックアウトして、タクシーでエズ村へ向かいました。
途中、景色の良い場所で写真ストップして説明してくれたり、愛想のいいドライバーさんでした。ニースの人々はみな陽気でフレンドリー!フランス人というよりイタリア人っぽい(笑)
約20分でエズ村に到着しました。麓にシャトー・エザのレセプションがありましたが、タクシーはそこをスルーして更に上へ。
車が入れるのはここまで。ちょうど声をかけてくれたムッシューがシャトー・エザのスタッフで、荷物を預かってくれました。はて、待っていてくれたのか偶然か?
車を降りた場所が№33で、シャトー・エザは№19です。かなり上の方ですね。でも歩いて5分くらい、ってことで、2人でホテルを目指します。
ホテルの看板がいたるところにあるので、地図がなくてもホテル探しは容易。
本当に5分で着いちゃいました。レセプションとレストランの入り口がそれぞれあります。
「シャトー・エザ」は海抜427mの崖の上に建つシャトー・ホテル。こじんまりとしたレセプションです。まだ13時前でしたが、チェックインさせてくれました。スタッフは気さくでいい感じ♪
おそらく今までで一番高額な部屋、「medievale(中世)」という名のスイートに宿泊です!
客室の入り口は一般の人々が通る通路にあります。
ドアを開けるといきなりリビング。アプローチや玄関のようなものもないので、出入りの際は室内が丸見えになります(笑)
部屋の広さは65㎡。ゴージャスなソファが置かれたリビング。石の壁が中世の雰囲気を盛り上げてます~!。真っ赤でこんな派手なソファなのに、この部屋にはしっくり馴染んでいて不思議と落ち着きました。
ソファがとても大きいので狭く見えるかもしれませんが、実際は結構広々しています。
座ってみるとこんな感じ。大きいです!。ひざ掛けが毛皮でした。ゴージャス~
一番奥にはテレビが置かれた少し開けたスペースがあります。
暖炉は本物。暖炉に火が入る季節は、より素敵な雰囲気になるんでしょうね~
出入り口入ってすぐ横にあるクローゼット。扉が姿見になっています。ちょうどここで夫が着替えている時にスタッフの男女2人が合鍵でドアを開けてびっくり。慌ててドアを閉めて帰って行きましたけど、翌日も同じことがあって、シャトー・エザはゲストが中に居ても勝手にドアを開けるみたいなので要注意(笑)ノックしてほしいな~
部屋は中世そのもののイメージですが、家電製品は現代的で使いやすいものが置いてあり快適。
客室内の全てのものに繊細な装飾が施されています。ロココ調というかバロック様式の部屋は苦手だったんですけど、“本物”のそれは思っていたより素敵。
出入り口の正面にライティングデスク。仕切り壁の裏側がベッドスペースです。こちらにもテレビがあります。
上部と左右が抜けているので、リビングと一体感があるベッドスペースですね。こういう間取り好きです。
ベッドの先のドアを入るとピッカピカのバスルームです。
独立したシャワーブース、大きなバスタブ、使いやすいダブルシンク、大きな窓があって明るく換気もバッチリ。うーん、快適!!
特にこのトイレが最高~♪。フランスに来て初めてのウォシュレットでウォーム便座で全自動!ありがとうTOTO!やっぱり日本製は最高だ~!(笑)
窓の外の景色が綺麗!。ベッドサイドのドアからテラスへ出られます。
これはすごーい!!!(*゚Д゚*)
2室あるスイートのうち、「テラスが広い方の部屋」とリクエストを入れておいたんですが、希望が叶って良かった!この部屋のテラスは想像より広くてロケーションも抜群!!
2人が足を伸ばして入れる大きなジャグジーバスもあります!
この素晴らしさは・・・うまく言葉では表現できないですね(*´Д`)
ウエルカムドリンクが運ばれて来ました。せっかくなので、テラスで乾杯♪
気持ちいーい!サイコーです(*´Д`)
見上げると上の客室のテラスが。もうひとつのスイートのテラスが真上に見えましたが、断然この部屋のテラスが広いです!
斜め下にはレストランのテラス席が見えました。このテラスは上や横からの視線がありますが、あまり気にはなりませんでした。
シャトー・エザ1泊目のディナーはホテルのレストランで。ミシュラン1つ星です。食事は「breakfast and dinner / €540」という驚愕のお値段Σ(゚Д゚;)
おめかししてみましたよ(笑)。通されたテラスには日本国旗!。宿泊ゲストの国旗を掲げてくれているようです。こういうサービスって嬉しいですね♪
アペリティフはカクテルにしました。アミューズブーシュがお洒落!そして美味しい♪
ディナーの予約は19時でしたが、レストランに案内されたのが20時。結構長い時間テラスで待たされました。他のゲストも少々時間を持て余し気味で、写真とったりウロウロ(笑)家族そっちのけでずっと自撮りしてるパパンが面白かった(笑)
フランスだし高級だし、堅苦しいのかと思ってたら全然そんなことはなく。ギャルソンは皆こちらの緊張をほぐすようにお洒落な冗談や片言の日本語で笑わせてくれる。このレストランはとても居心地が良い。一流のサービスってこうゆうことだなぁと感心します。
ワインリストのラインナップは有名どころがズラリ。金額も桁違い!特にボルドーは高くて€500以下が安く感じるほど^^;。ボルドーの安いワイン(と言ってもどれも€100以上するんですけど)を選ぶより、比較的金額が安く設定されていたブルゴーニュから良いものを選ぶことにしました。「ドメーヌ・ブルーノ・クレールのジュヴレ・シャンベルタン2010」€255。保存状態が良いのか、今まで飲んだブルゴーニュの中で一番美味しかった!
「7品と品数は多いけど、それぞれは少量なので安心してね」とのこと。ゲストが続々と入ってきて、いつの間にか満席になっていました。服装は結構カジュアルな人が多かったけど、ここはお洒落して来た方が楽しめそう。
どのお皿も優しい味でしみじみ美味しい(*´Д`)。正直、フランスに来て初めて(日本で食べるフレンチより)美味しいと思った(笑)。
メインは鴨だったかな。焼き加減が素晴らしかった。デザートは2品。お花も食べられます。
2品目のデザートは甘すぎた^^;。食後のカフェが可愛い♪食事が終わったのが22時。ちょうど3時間のデイナーでした。高級フレンチだし、写真撮影できるかな~と思ってましたが、「ほらほら、どんどん撮って!撮っておかないと忘れちゃうからね♪」と代わりに撮ってくれるほど(笑)。終始とても楽しく過ごさせて頂きました(ノ´∀`*)
食後に部屋に戻ると、ターンサービスとともに安眠効果のあるハーブテイーが届いていました♪
テラスのジャグジーはいろんな色に変化します。これはいらないかも(笑)
Date:
Chateau EZA(シャトー・エザ/スイート/1室1360ユーロ
1ユーロ=141円(2014年9月時)


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