The Island Hideaway at Dhonakulhi Maldives, Spa Resort & Marina
アイランド・ハイダウェイ・アット・ドナクリ・モルディブ・スパリゾート&マリーナ  2009年8月(10日間)

ドナクリ・レジデンス4泊 + ジャスミンガーデン・ヴィラ4泊




リゾート紹介 その3

その他感想など



●移動(行き)

マーレ着19時40分。国内線が23時発のため下記写真左のラウンジで3時間以上待機。シャングリラ行きのゲストと一緒でした。
国内線は予定通り23時にマーレを出発し、24時にハニマドゥ空港に到着。
ハニマドゥ空港にはハイダウェイの日本人スタッフと専属バトラーがお出迎え。一緒にスピードボートでリゾートへ向かいます。
到着時は暴風雨だったため、大荒れの真っ暗闇をざっぷんざっぷん。もう限界・・・( ̄Д ̄;)の約40分でリゾートにようやく到着〜!

移動(帰り)

チェックアウトから荷物の運搬まですべて専属のバトラーがやってくれます。スピードボートでバトラーと一緒にハニマドゥ空港へ。帰りは30分で着きました。バトラーが国内線のチェックインを代行してくれるので、ゲストは出発の時間までラウンジでぼーっと過ごせます。
バトラーくんとは国内線のチェックイン時にお別れとなります。
ラマダン中なのにお世話さまでした。






●バトラーサービス

このリゾートは「専属バトラー」がウリだけあって、すべての食事のサーブの他、オプションの予約やら送迎(バギーの呼び出し)など、ちょっとした雑用も専属バトラーを通すようになっています(電話の「BUTLER」ボタンを押せばバトラーの携帯に繋がります)。なので他のスタッフとの交流が少ない分、専属バトラーの人柄や働きによってずいぶんリゾートの印象が左右されると思うんですよね。

少なくとも私たちの専属バトラーは「ハズレ」だったと思います。全然悪い人じゃないんですよ。頼んだことはしてくれました。
でも、頼んだことしかしないし、用事が済んだらさっさと撤収みたいにな・・・。なんかこう、雑談とかする機会(雰囲気)もないんですよね。
これは、私たちがバトラーなんて仰々しい存在のない他のリゾートで、心憎いちょっとしたサービスやサプライズ、別れが辛くなるほどの交流を経験してしまっているからこその不満なのかもしれませんが・・・
でも「専属バトラーが24時間体制でゲストに対応」なんて聞いたら、それ以上を期待してしまうじゃないですか!(笑)
ハイダウェイに行かれた方の旅行記などでバトラーの活躍も目にしていたし、バトラーとの交流も楽しみにしていたのに・・・


ある日、ティーサービスはどうするか聞かれたので、
「今日は軽食はいらないからコーヒーだけ持ってきて」とお願いしました。
そしたら「それだったら部屋にコーヒーメーカーがあるでしょう」と断られてしまいました。
確かにありますし活躍しましたよ、コーヒーメーカー。
でも違うんですよ!インスタントっぽいコーヒー(カプセルタイプのエスプレッソコーヒー)と、ポットで届くいれたてコーヒーとはっ(T▽T)
←コーヒー大好き
コンセプトの「the answer is yes, what is your question?」はいずこへ??
なんか「あぁ、やる気ないんだなー」って思って、その時以来「できるだけ頼まないようにしよぅ」って思ってしまいました。
エスプレッソよりドリップコーヒーが好き!(笑)    
他にも、ダイビングのあとダイビングセンターで帰り支度をしていたら、スタッフさんに「バトラーが温かいココアを持って迎えに来ることもあるんですが・・・来ませんねぇ」なんて言われると「やっぱりねぇ」とガックシ。
もちろんサプライズ的なことは一切なかったです・・・

あれは「専属バトラー」ではなく、ただの「担当さん」かな?
いなくても何の問題もなかった・・・いや、いたからこそ期待してがっかりしてストレスにもなっちゃった!m(;∇;)m

まぁ実は、帰る日に「今、ラマダン(断食)中なんだ」と聞いたので、「灼熱の日中に水も飲めないんじゃ、そりゃ働きたくないよねぇ」と納得もしたんですけどね・・・
(以上、愚痴でした・笑)





毎晩のお届けもの

毎日ベッドサイドにはチョコレートが(ホワイトチョコレートの日もありました)、ベッドの上には英文のちょっとした物語、そして「HIDEAWAY TODAY」という新聞のようなペーパーが置かれます。これには翌日の天気予報やサンライズ/サンセットの時間、イベントなどの予定も載っていたのでとても便利でした!





●テーマビュッフェ

MEDITERRANEN BUFFET:毎週月曜日/1人80ドル+10%
SIZZLING SAND BARBECUE:毎週水曜日/1人125ドル+10%
SPICE MARKET:毎週土曜日/1人110ドル+10%
(当日の午後までにバトラーに申し込みます)

プールサイドにて週3回テーマビュッフェが予定されていますが、
10人以上または4組以上の申し込みがないと開催されません。
私たちの時はすべて不開催(涙)
1組(私たち)の申し込みしかない日もありました。
3回とも参加しようと思ってたのに〜。つまらん〜





●ランドリー

環境保護のため、シーツやタオル類の洗濯は最低限に。
シーツの替えが必要ない時は、この星型のオブジェクトをベットに置いておきます。
ソネバフシと同じですね。

タオル類を替えてほしいときはバスタブの中に放り込んでおきます。
●殺虫剤?

毎日、夕方になるとエンジン音のような騒音と共に、モクモクとした煙を噴射するスタッフが島を回ります。
やぶ蚊対策?
ゲッコーや鳥さんたちには影響なさそうです。

この時ばかりはそそくさとヴィラ内に避難(笑)
焦げたオイルのような臭いがしました。
●島内の移動


各ヴィラには自転車が用意されています。しかしブレーキがペダルで止めるタイプのため、慣れないと危険〜。結局一度も乗ることはありませんでした。

このリゾートは通路の砂地が柔らかいこともあって、ソネバフシのように「自転車で島内を走り回る」ような環境でない感じでした。徒歩かバギーでの移動が基本になりますね。





大きな島ということで、ソネバフシのように島内探索を楽しみにしていたのですが、ハイダウェイは探索できない場所が多くあります。
特に客室しかない南側は、通路は各ヴィラへつながって行き止まりになっており、ビーチへのアクセスポイントもありません。

島の北側へは、水上スパやガーフシ、宿泊したジャスミンからビーチを歩いて行けましたが、島の南側のビーチへはルートがなくて行いけませんでした。
南側のビーチに出るには、南側のヴィラに泊まらないと行けないのかな?。

ドナクリレジデンス(NO.18)やメインレストランの方からビーチを歩いて行けそうに見えますが、実際は木々が邪魔して歩けない場所も多く、たどり着けず。
なのでビーチを歩いて島一週ってこともできませんでした(途中で行き倒れそうな距離ではありますが・・・笑)。

せっかくの大きな島を満喫できなかったのは残念ですが、ビーチを散歩するゲストが少ない分、各ヴィラともよりプライバシーを保てる・・・ともいえます。
●総評
私たちの滞在中はゲストが12〜16組と少なく、比例してスタッフも少ないのか「人が少なくて贅沢〜!」というより島全体が閑散としていて活気がなく寂しい感じがしました。

ハイダウェイで感じたのは、ハード(ヴィラ等の施設や島の持つクオリティの高さ)はとんでもなくすんばらしいのですが、ソフト(食事内容とホスピタリティ)がちょっと物足りないことでしょうか。(ココパームやソネバフシと比べると・・ですけど)

ジャスミンガーデンヴィラは、今までで一番贅沢で快適で申し分ありませんでした。
海の中も、ハイダウェイの海を体験したら他の島では満足できない身体になるかも?!(笑)なんてくらい、ホント、感動的でした。
でも、帰るときに「大満足!また来たい!」と思えなかったのは、やっぱりバトラー制に不満があったからかなぁ・・・
もし担当のバトラーが「当たり」でテーマビュッフェが開催されていたならば(ビュッフェ大好きなもんで^^;)、きっと大絶賛のリゾートだったと思います(笑)

ちなみに、バトラーへのチップは最低でも1日$20くらいが相場とか。
リゾートでの飲食代等(約20万円)を含めると、ソネバフシを超えて一番高額な旅となりました。
そのあたりも含めて、期待が大きすぎちゃったのかもしれません。


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