静岡県 修善寺 オーベルジュFeliz

宿泊記 2013年9月

温泉View Bath付客室 デラックスルーム「Uno(1号室)」

≪食事編≫


さてさて、心待ちにしていた夕食「現代風スペイン料理・タパスのコース」の始まりです。18:30〜20:00までの好きな時間にレストランへ行けば良いというシステム。時間に縛られないのがいいですね!
置かれたメニューは裏側までびっしり!ちょこちょことしたつまみ風な料理が大好きなので、期待が膨らみます。先ずは食前酒とオリーブのアミューズ。オリーブの中にチーズが入っていて美味しい!。「6種類のデグスタシオン(味見)」は、見た目は楽しいですがどれも特徴のない味。
白身を使った冷製スペイン風オムレツは薄味でボヤっとした味。駿河湾のタルタルは3種のソースで味わえます。ビネガーソースが美味しかった。
左のお皿は生ハムとメロンを使った5種。メロン風味のパンで生ハムを挟んだ「メロンパン」、ヨーグルトとメロンペーストを目玉焼きに見立てた「メロンのハムエッグ」など、見た目もアイディアも楽しいのですが、ボリュームが凄く味も似たり寄ったりで、正直、途中で飽きてしまいました。右のお皿は「イタズラ料理」。透明なトマトジュースはとても美味しかったです。
「野菜とハーブのフラワーアレンジメント」。アルカナイズを思い出します。これも見た目は大変美しく楽しいお皿ですが、単調な味にやはり途中で飽きてしまいました。「黒米とイカスミのメロッソ」の頃にはそろそろ満腹、これが美味しいのか何なのかよく分からなくなってました。
自家製パンは2種類。魚料理は「3種の調理法(焼・蒸・オーブン)で仕上げた金目鯛。薄味。
ガスパチョはさっぱりしてて美味しかった〜。バスク風スープは記憶なし^^;
すでにお腹がはち切れそうなんですが、ヘビーなお肉が4種類も登場・・・。伊豆牛、伊豆鹿、天城軍鶏、別のお皿にイベリコ豚。ちょっと量が多すぎですねぇ。後半のお皿の方が良かったので、「イタズラ料理」くらいからコースが始まっていれば最後まで美味しくいただけたかもしれません。
やっとこさデザートとコーヒー。
「アナーキー(狂喜)」と名付けられた大量のプティフール。うん、あれだけ食べた後にこのボリュームは確かに狂ってますね(笑)残ったワインと一緒にお部屋に届けてもらいました。
何でしょう。期待が大きすぎたのでしょうか。種類と量が多いばかりで、ひたすら単調な味が続くのが苦痛にも感じてしまいました。スペイン料理ってこんなんでしたっけ?。ニンニクやオリーブオイルをガツンと使ったアヒージョのような料理は大好きなのですが、ちょっとイメージしていたスペイン料理とは違いましたね〜。見た目の楽しさや種類の多さを重視して、味が置いてきぼりになっていると感じました。
オプションで朝食「スペイン風モーニングセット(1,000円)」もあります。予約なしで7:30〜8:30のあいだにレストランへ行けばいいという気軽さ。基本は11:00からのブランチ「スペイン風パエリアのブランチ」です。夜に食べ過ぎたので、基本のブランチのみにしました。オリーブオイルのクオリティは、うーん^^;
「バスクのメネストラ・サラダ仕立て」。冬瓜の煮込みだったかな?。冬瓜の煮込みが足りず、ちょっと硬かったです。ボリュームがあり過ぎて途中で飽きてしまいました。「タパス5品」のシラス入りスクランブルエッグとキノコのセビリア風は美味しかった。
大きなパエリア登場。スタッフが取り分けてくれます。パエリアは大好きでよく食べますが、残念ながらこれも特別ではなかったですね〜
最後にスタッフからのちょっとしたプレゼンテーションがあるのですが、全てのテーブルで同じことをしているのが丸聞こえなので、自分たちの番にはちょっと恥ずかしくなってしまいました(笑)
1人で切り盛りしていたホールスタッフは、感じも良く、一生懸命さが伝わってきました。ゲストを楽しませたいという意気込みも感じましたし、全体の雰囲気もとても良かったです。しかし、肝心の料理が私たちの口には合わず、客室にも魅力を感じなかったこともあり、満足感を得ることはできませんでした。

⇒客室編へ

1泊2食付 36,750円/1人



旅行記目次へ HOMEへ